これがまた深いセッションだった。出生時のトラウマに関係する内容だった。本人も周囲も気がつかないレベルでトラウマが存在する可能性を認識した。実際,トラウマがどう起きたのかどうか分析や検証することもできないが,それは問題ではなく,SEによってクライアントの眼の質感や視覚の使い方が明らかに変わり,表情が柔らかくなる等の変容するという事実が重要なのだ。興味深かったのは,眼が途中で,幼児のような何の情報処理も行っていない眼になった質的変化もさることながら,発達段階で生じる様々な原初的な動きが開始し,何度もディスチャージする反応も観察された。SEの可能性は想像以上だ。
クラス内でその深い体験を共有する。とてもいい一日だ。
また,3人ペアになって実習を行う。ペアになったのはイメージ療法を活用しているカウンセラーの方でやはり誘導がうまいことに感心する。
クライアント役になると,自分の眼球が不随意に左右に動く反応がでた。また一段階自律神経系が統合されているような気がする。
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