手法の創始者であるPeter Levine氏は元々ロルファーで,Rolfing®との親和性も高い。なにより,トラウマ治療の最前線にあり,その短期的および治療効果が高いことが知られている。田畑は,Rolfing®の'98年のUnit 3クラス中に開催されたワークショップでSEの存在を知ったが,信頼するロルファー仲間の何人かが,Rolfing以外にSEも実践していることから気になっていた。ちょうど,今年に入って,京都で開催されたRolding® Unit 2トレーニングのアシストする期間中に,自分の恩師でもあるLael Keenにインタビューする機会があり,そこでSEの話がでた。偶然その後すぐに,Rolfin®トレーニングのクラスメートであるBay area在住のJaiから,Helloメールを2年振りにもらった。SEが急に目の前にちらついてきたため,SEプラクティショナーって日本にいるんだろうか?と思ってネットで検索したら,なんとSEトレーニングが日本で初めて開催されるではないか!?これは,どう考えても"It's time !"即申し込んだという経緯である。
初日は,緊張する。どんな面子だろうか,信頼できる人たちだろうか?講師ははずれではないか?講師が当たりでも取り巻きにがっかりすることもある。午前はほとんどが自己紹介に費やされる。カウンセラー,精神科医師,臨床心理士など精神面のケアをする人たちが大半で,ロルファーは私を含め5人参加。全員がまじめに学ぼうとする気迫があるのと,基本的に守秘義務を守る姿勢があるので,ほっとする。こうしたトラウマを扱うような場では安全で信頼できる環境が必須だからだ。
午後は,トラウマ理論と,導入となる実習。初日としてはまずまずの出だしだ。
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