2011年4月19日火曜日

札幌でワークショップ開催4月29日

札幌でのロルフムーブメントのワークショップご参加ありがとうございました。

かれこれ札幌は11年振りです。その時は能楽師でロルファーの安田登さんと一緒に北海道浅井学園(現 北翔大学)でロルフィングのワークショップをさせて頂き,それ以来でした。

参加者は今回援助職の方々が,24名集まって頂きました。
参加者の中には,看護師,医師の方も含まれ,繊細なタッチでも身体が楽になる不思議さに驚かれる方もいらしたようです。
また,9月に札幌に行く予定なので,よかったらまたご参加頂ければと思います。
参加者の半分以上は,SEトレーニング参加生によって盛り上げて頂きました。
ありがとうございました。




2011年4月16日土曜日

藤原千枝子さんによる,災害後のトラウマ予防ケアのワークショップ

SEの第一人者,藤原千枝子さんによるワークショップ開催のお知らせです。


〈災害後のトラウマ予防ケア〉

身体的アプローチを中心に


今回の震災のような大規模災害の後、被災者の援助に入る援助者達はどのようなことに気をつけるべきでしょうか。援助者の適切な介入次第で、被災者のPTSDの発症を未然に防ぐことができます。

米国では、身体をベースにしたトラウマ療法ソマティック・エクスペリエンスから発展した「トラウマ回復モデル(TRM)」という手法により、タイの津波、ハリケーンのカトリーナ、四川省、ハイチにおける地震などの後、救援チームが現地で非常に効果的な援助を行いました。このモデルはまた、実際に支援に入る援助者の二次トラウマやバーンアウト予防にも非常に役に立つ手法です。

これまでに新潟、札幌で計3回のワークショップを行い、ご好評をいただいてきました。より多くの対人援助にかかわる皆様に、そのモデルを知っていただき、実際の援助と、ご自身のセルフケアのヒントにしていただければと思っています。


日 時 2011年4月20日(水)午前9時半~午後4時半(昼休憩1時間)

        ※10分前より開場、受付。

内 容     トラウマが発生する生理学的な仕組みの解説

救援現場ですぐに役立つ実践的なエクササイズの紹介

    ※和室でのワークになります。動きやすい服装でお越しください。

講 師 藤原千枝子 (臨床心理士)

場 所 目黒区立・田道住区センター・三田分室(03-3791-7901) 第3会議室(和室)

  目黒駅(山手線・三田線・南北線)から徒歩10分。

  目黒駅西口に出る⇒バス乗り場を右へ⇒(株)アクロスと東京三菱UFJ証券の間の三田 通りを恵比寿方面に直進 ⇒東急ストアを通過⇒Hotel Princess Gardenを通過⇒Hinomaru Driving school の真向かいです。


対 象 心理士、医師、ソーシャルワーカー、ボディワーカー、救助隊員、教師など、

災害支援に関わるすべての職業の人

定 員 20人

参加費 6千円 (資料代込み。当日お支払ください)

申 込 お名前、職業(所属先)を明記の上、メールか電話でお申込ください。

先着順。定員になり次第締め切ります。

すでに定員に達して,申し込みは4/18現在締め切りになっています。

申込先 玉木素子 090-7281-3358 space.tao.88@gmail.com


藤原千枝子 プロフィール

 カリフォルニア州公認サイコセラピスト。臨床心理士、トラウマ療法ソマティック・エクスペリエンス認定プラクティショナー。大阪大学人間科学部卒。新聞記者(奥尻島の津波直後の取材経験、阪神大震災後のボランティア経験あり)を経て、サンフランシスコのカリフォルニア統合学研究所(California Institute of Integral Studies)にてカウンセリング心理学修士課程修了。現在は札幌市でプレマカウンセリングルームを主宰する傍ら、市内の中学高校のスクールカウンセラー、婦人科クリニックでのカウンセラーとして勤務。

2011年4月10日日曜日

トラウマ回復モデルのポケットブック

TRM(トラウマ回復モデル)を簡潔にわかりやすくまとめたポケットブックがSEコミュニティの仲間の協力で訳されました。
カウンセラーや臨床心理士,ボディワーカー,医療従事者等の援助職の方にはとても役立つ情報です。大元の資料は,トラウマリソース研究所(TRI)の共同創設者・共同ディレクターのエレーン・ミラー・カラスの厚意により情報共有が許可されています。